休暇を取ることは、家族と絆を深め、思い出に残る時間を過ごす素晴らしい方法です。しかし、さまざまな予期しない出来事で家族旅行が台無しになるのは避けたいもの。やはり備えあれば憂いなしです。
旅行先でも家族連れに対するさまざまな対策が取られていますが、それでも誰にもコントロールできない状況が起こることがあります。そして、残念ながらケガや病気が旅行中に発生することもあります。
特に子供連れの旅行では、思わぬトラブルを防ぐために、普段よりも注意を払うことをおすすめします。ここでは、楽しい家族旅行を成功させるための3つの安全対策をご紹介します。詳しくは読み進めてください。
救急セットを持ち歩こう
家族でリラックスして過ごすバケーション中は、普段自宅で気を付けていることがおろそかになり、思わぬケガをしてしまうこともあります。自分専用の旅行用救急セットを用意し、使いやすいケースに入れて持ち歩くことが大切です。旅行の内容に合わせて、入れるアイテムをカスタマイズしてください。
救急セットには、軽い痛みや発熱に備えてタイレノールやアドビルなどの市販薬を準備しておくと安心です。切り傷や靴ずれには、非粘着性の絆創膏、ガーゼ、テープ、抗生物質軟膏が役立ちます。また、ピンセットや小型のハサミなどのツールもあると便利です。
処方薬を服用中の方は、忘れずにすべて持参してください。花粉症やかゆみが出やすい場合は、ベナドリルなどの抗ヒスタミン薬も準備しましょう。日差しの強い場所に行く予定があるなら、SPF15以上の日焼け止めを用意して、ひどい日焼けを防いでください。
常に使えるモバイル端末を持ち歩こう
旅行中に端末を身近に置いておく理由は、ただの娯楽のためだけでなく、いざという時にも役立つからです。特に重要な場面や緊急時には、大人や責任のある家族全員が動作する携帯電話を持っていることを必ず確認しましょう。
もし別行動をする場合でも、すぐに連絡を取り合ったり、集合場所を調整したりすることができます。スマートフォンがあれば、配車アプリで車を手配したり、近くの観光地を検索したり、道に迷った際はWaze(GPSアプリ)で調べることも可能です。
旅行中は写真を撮ったり地図を見たりして忙しくなるもの。そうすると、スマホのバッテリーはすぐに減ってしまいがちです。省電力モードを使ったり、モバイルデータをオフにしてバッテリーを長持ちさせましょう。
不意のバッテリー切れによるストレスを避けるためにも、予備のバッテリーやモバイルバッテリーを用意しておくのがおすすめです。
ペアで行動しよう
バディシステム(ペア行動)は、家族と旅行する際、いつでも役立つ方法です。家族の誰かに信頼できる相手ができ、一緒に目的地を探索し、満喫できる安心感を持てます。通常は、一番上の子供と一番下の子供をペアにすることが多いです。
ペアで行動すると、お互いが一緒に過ごし、旅の中での良い出来事も悪い出来事も共有できます。何かトラブルに遭遇しても一人きりにならないので、より安心です。相手がいれば、助け合うことができるのです。
もし体調が悪くなった時も、助けを呼んでくれる人がそばにいます。お互いを気遣い、見守ることができます。何よりも大切なのは、子供を絶対に一人にしないことです。大きなトラブルを避けるためにも心がけましょう。
まとめ
旅行の計画から帰宅するまで、家族での旅行は、家族みんなで共有できる最も充実した体験のひとつです。家族の絆がより強くなり、子どもたちも新しい経験から多くのことを学べます。大人にとっても、人生や自分たちを取り巻く世界への理解が深まる良い機会となります。
せっかくの大切な旅の思い出が、トラブルや体調不良で台無しにならないよう、予防を心がけることが大切です。上記で紹介した3つの安全対策が、今後のトラブル防止に役立つでしょう。