州に注目:ワシントン州の大自然の魅力

ワシントン州(正式名称: ワシントン州)は、アメリカ合衆国の太平洋岸北西部に位置する州です。人口は740万人以上で、全米で18番目に広く、13番目に人口の多い州となっています。 ワシントン州の人口のおよそ60%は、シアトル都市圏に集中しています。

ピュージェット湾という太平洋の入り江沿いには、数多くの島々や、深いフィヨルド、氷河によって形成された湾が点在しており、交通・ビジネス・産業の中心地となっています。また、州の西部には広大な温帯雨林が広がっています。 さらに、この州には西部、中央部、北東部、南東の端にいくつもの山脈があります。

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このエリアでよく見られる樹木や植物にはカマシアが含まれます。マウントレーニア国立公園のナチュラルブリッジをはじめ、まだあまり知られていない名所まで、ワシントン州でぜひ訪れたいおすすめの絶景スポットをご紹介します。続きを読んで、さらに詳しく知ってみましょう。

州に注目:ワシントン州の大自然の魅力
写真提供:upload.wikimedia.org

マウント・レーニア

この山はワシントン州の象徴です。 インターステート5号線の通勤途中に、たまに雲の合間からマウント・レーニアが顔を出すのを見るだけでは十分とは言えません。もし登山しないとしても、その名を冠した国立公園を訪れ、大自然の壮麗な美しさを心ゆくまで堪能してください。公園内には滝や氷河が数多くあります。 アメリカ本土でもっとも氷河が多い山です。

公園内のパラダイスやサンライズでは、7月から8月にかけて6~8週間、野生の花々が咲き誇ります。ルピナス、インディアンペイントブラシ、アバランチリリー、シンコイル、モンキーフラワー、そしてファイアウィードなど、カスケード山脈の色鮮やかな花々が美しく彩ります。人混みを避けたいハイカーには、ワイルドフラワーに覆われたスプレーパークまでの活発な8マイルの日帰りトレッキングがおすすめです。国立公園の中でも最も訪れる人が少ない北西部のエリアです。

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ディアブロ湖

ここは穏やかさと壮大さが共存する、信じられないほど美しい場所です。ディアブロ湖はアメリカ合衆国でも屈指の絶景スポットの一つです。中央に位置するディアブロ湖は、まるで宝石のような存在。 エメラルドグリーンに輝く湖面が、常緑樹の森に囲まれています。

その壮大な景観の中で、州道20号線沿いのディアブロ湖ビスタポイントからは、ノース・カスケード山脈の大自然を一望することができます。 この場所に立てば、ホワイトハウスの最新スキャンダルや気になる仕事のメモのことなど、すべて忘れてしまうでしょう。

ホー・レインフォレスト(Hoh Rain Forest)

ふわふわとした大きな葉を持つカエデの枝が、エピファイトで覆われながら、荘厳なシトカトウヒ、ダグラスファー、西部アカエゾマツといった、地球上でも指折りの長寿な木々の前に広がります。この絶え間なくしずくが滴り落ちる幻想的な光景は、よく整備されているものの、時にはぬかるみやすい遊歩道のネットワークを歩くたび、どこでも目にすることができます。これらのトレイルはホー・レインフォレストのビジターセンターの裏手から伸びています。

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モスズ・トレイル(Mosses Trail)の比較的歩きやすい、しかししばしばぬかるんだ道を進めば、この温帯雨林と一体になった感覚を味わえます。このトレイルは、太平洋北西部が有する深く暗いジャングルを巡る約0.8マイル(約1.3キロ)の周回路です。ただし、ここで出会えるのは、フーラーザルやベニコンゴウインコではなく、堂々たるルーズベルト・エルクやぬるぬるとしたバナナナメクジのほうが多いでしょう。

州に注目:ワシントン州の大自然の魅力
画像提供:nationalgeographic.com

まとめ

ワシントン州の陸地の52%は森林に覆われており、その多くはノースカスケード山脈より西側に広がっています。ワシントン州の森林の約3分の2は公有地で、そのうち64%が連邦政府の所有です。ワシントンの自然を訪れたい方のために、この簡単なガイドが参考になれば幸いです。アメリカ国内の他のおすすめ旅先については、こちらをご覧ください。